ブリッジのエクササイズってどうやるの?ピラティスとヨガの違い①

ピラティスとヨガには、ブリッジというエクササイズがあります。

さわだ
さわだ
同じ名前のブリッジでも違いはご存知ですか?
この記事のポイント

それぞれの違いについて詳しくご紹介したいと思いますが
今回はピラティスのブリッジについて、解説していきますね。

詳しい動きを知りたい方は、ぜひ動画もご覧くださいね。

ヨガのブリッジについては、こちらをご覧くださいね。

みなさんこんにちは。
大阪北浜のピラティススタジオ進化へようこそ
運動指導歴30年、カラダの専門家、澤田理佳です。

ピラティスとヨガで違いはあるの?ブリッジのやり方を解説

今日はピラティスのブリッジとヨガのブリッジの違いについて、ご説明していきたいと思います。

「ブリッジが上手くできない」というお悩みが多いようです。

ピラティスのブリッジとヨガのブリッジは大きく違いがありますので、それぞれについて説明しますね。
どのようにしたら、ブリッジがやり易いかまでをゴールとして、最終的にはステップを踏んで説明していきたいと思います。

今回だけでは終わりませんので、テーマに分けてご案内していきます。
3回に分けてご紹介しますので、チェックしていただければと思います。

ピラティスのブリッジって?ロールオーバーの動き

私はピラティスの専門家ですので、ピラティスを教えている訳です。
そうするとピラティスのブリッジといっても、実は色々なピラティスの団体がありまして、考え方もそれぞれです。

私が指導しているブリッジの考え方っていうのは背骨を動かしていきながら、1個ずつ丸めていく動きをしていきます。
ロールオーバーにつながるエクササイズと考えていただけたらと思います。

ニュートラルポジションは?S字カーブの状態を作る

63-03_首、腰が前弯、胸椎が後弯のS字のカーブの状態

寝転がってニュートラルポジションを取ります。

このニュートラルポジションが、首が前弯。
そして腰の部分、胸椎があってS字のカーブを描いている状態を作ります。

はい!そこからスタートしますね。

背骨に隙間を開けて息を吐きながら骨盤を後傾する

63-04_背骨に隙間を開けて息を吐きながら骨盤を後傾する

息を吸いながら背骨に隙間を開けて、そして息を吐きながらこの骨盤を後傾していきます。

後傾を維持しながら背骨を膝で引っ張り出す

63-05_後傾を維持しながら背骨を膝で引っ張り出す

後傾を維持しながら、背骨を一つ膝で引っ張り出すようにしていきます。

下りるときは?胸の骨から順番に一つ一つ下ります

63-06_胸の骨から順番に一つ一つ下ります

息を吸います。

吐きながら、胸椎ですね。
胸の骨から順番に一つ一つ下りていきます

上手くできるようになりたい?目的を考えてみよう

63-07_エクササイズが上手くなるには背骨の柔らかさ、しなやかに動くかです

これが私が教えるピラティスのブリッジです。

このエクササイズが上手くできるようになるためには何が必要かというと、実はまずは背骨の柔らかさ、しなやかに動くかどうかっていうところなんです。
その背骨がしなやかになるのが先か、ブリッジが上手になるのが先かって言うそこら辺の話なんですよね。

私は「ブリッジが上手くできなくってもいい」と思っています。

ブリッジを繰り返し、繰り返し練習していくことによって、ピラティスをやり始めた頃のあなたと、例えば3ヶ月後、6ヶ月後に変わってたらいいと思うんですよね。
最初から背骨が一つずつ動かないって、悩まないで欲しいと思います。

よくあるのが、1回目に動かないから難しいって言うんですけれども、最初から背骨が1個ずつ動くんだったらピラティス習いに来る必要ないんじゃないですか?
って思います。
なので時間をかけて動くようにしていけばいいんです。

この背骨がじゃあ柔らかく動いたからって言って、皆さんそこでどうしたいんですか?っていうところなんですよ。

背骨が動くようになるとどうなる?体が疲れにくくなる

63-08_背骨が動くようになると腰が楽になる、体が疲れにくくなります

背骨が24個あって、10個分くらい動かす感じなんですよ。
腰から考えていくと、その中のまあ5個ぐらいしか動いてなかったのが、7、8個動くようになった時に、実は腰が楽になるとか、体が疲れにくくなります
姿勢維持が楽になってくる訳です。

そしたらブリッジがパーフェクトでなくっても、あなたの生活が楽になればそれでOKなんですね。

ちょっと話逸れましたけれども、ブリッジは背骨を一個ずつ動かしていくエクササイズ。
下から上がっていって、そして胸の骨から降りていきます。
なのでブリッジでその練習するっていうのは一つです。

1個ずつ1個ずつ動かしていく練習。
そしてピラティスだけでどうにかこうにかしようっていうのも、考えを変えた方がいいと思います。

ブリッジをやるためにストレッチはあり?

63-09_ブリッジをやるためにストレッチして筋肉を柔らかくすれば動きます

背骨周囲の筋肉を動かしていくわけなので、筋肉が柔らかければより動くわけですよ。

簡単に言っちゃうと、ピラティスのブリッジをやるためにストレッチしても構わないんですよ。
柔軟体操しても構わないです。

そしてその柔らかくした状態で、ブリッジが上手くできるようにチャレンジする。
もしくは練習していくとより本質的な、本来のブリッジの動かし方っていうのが分かるようになります

例えば前屈をして、背中を柔らかくするとか、捻じりの動きをして背中を柔らかくするっていうのもありなんです。

「なんかブリッジ上手にしたいのに他のこと勧めるのか」っておっしゃる方もいらっしゃるかも知れないです。
実はブリッジで一生懸命ブリッジを練習するっていうのは、私は無駄ではないけれども遠回りだと思っています。

できるだけ、いろいろな方向から体にアプローチしていくのがオススメです。

ブリッジのまとめ

63-01_ブリッジのピラティスとヨガの違い①ピラティス編

ブリッジは骨盤を後傾させながら、そこで使った内腹斜筋をキープしつつ膝で傾にしていきます。

そして息を吸って、吐きながら順番に下りていく動きです。
背骨周囲の筋肉が柔らかければより動きやすいです。

股関節に関わる筋肉も柔らかいと上がりやすい

63-10_引っ張り上げるとき股関節に関わる筋肉も柔らかいと上がりやすい

そして引っ張り上げるときにここですね、股関節に関わる筋肉も柔らかければ上がりやすいです。

背骨1個1個の動きに着目しがちですけれども、実際はトータルで体を動かしますので、余り深く考えずにあの手この手で動かしてもらうのがおすすめです

ピラティスとヨガの違いは?ヨガのブリッジを紹介

どちらかというと体が硬いタイプの人は、ヨガのブリッジは上手く動けないんです。

このブリッジを一言で言ったとしても、これを動くために股関節が柔らかくなる必要がある。
そして腹筋も伸ばす必要がある。

ヨガのブリッジについて、詳しく紹介していますので、こちらもぜひご覧くださいね。

動画時間:7分57秒

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